事業承継・事業再生・倒産 · 2022/05/28
本日のブログでは、女性事業者様の中でも、「外交員」としてご活躍されてきた方々について書きたいと思います。高度経済成長期以降の日本では、性別役割分業が当然のようになり、女性は、就職しないで結婚するか、就職しても結婚すると退職するいわゆる「寿退職」が多くありました。そして、その寿退職は、就職後比較的早い時期に訪れることが多いようです。その後は、専業主婦となり、主婦業として家事をこなし、子供が生まれれば育児に追われ、仕事や社会から遠のいていきます。結婚して専業主婦になると傍からは順風満帆に見える人生かもしれませんが、そのような中でも、夫婦間が不仲となり、離婚に至るケースはあります。離婚をすると、多くの場合は、妻が子供を引き取って引き続き育児をしながら暮らしていきます。そのときに、夫から十二分な養育費が支払われたり、実家などから不自由のない経済的支援が得られれば、また異なる未来があるのかもしれませんが、そうでないケースは、「女手一つで子供を育てる」状況になります。そして、いざ、子供を育て生活していく収入を確保しようとしても、社会や仕事から離れていた女性が雇ってもらえるのは、パートタイマーなど、